体の中から、目の先から。健康な未来に向けて、私たちがお手伝いします。

オルソケラトロジー(夜コン)とは

当院で取り扱っているレンズは、マイエメラルドとなります。マイエメラルドは、世界で一番使用されている最高水準のレンズです。当院院長は、長年さまざまなオルソケラトロジーのレンズを使用した経験のうえ、自信をもってマイエメラルド採用といたしました。様々な人にオルソケラトロジーを試してほしい、日本の学童近視化を抑制したいとの思いから、トライアルしやすい料金としております。(トライアルのみで終了の場合全額トライアル料金を返金、検査代は毎回3300円かかりますが、トライアル中のケア用品代金3000円相当を贈呈しておりますのでご了承ください。)

近視の方が、寝ている間に高酸素透過性ハードコンタクトレンズを装用することで、角膜の形状を変化させ、脱着後の裸眼の視力を改善する方法です。
毎日装用しないと視力が元に戻ることが、長所でもあり短所でもあります。
老眼の方も装用は可能ですが、近方視力が維持されないこともあります。また、ハロー、グレアといわれる光が滲んでみえる現象が、子供より大人の方が感じやすいことがあります。
個人差はございますが、当院では概ね6歳からご高齢までトライアルは可能です。
稀に装用トライ中になんらかの理由で泣き出してしまうお子様がいらっしゃいます。当院でも最大限の対処は致しますが、何度も泣き出してしまうお子様に関しては、処方できないこともございます。当院にお子様といらっしゃる場合は、きちんとご家族でお話いただいてお子様が納得したうえでいらっしゃることをお勧めします。個人差はございますが、概ね女の子は小学校1年生、男の子は小学校3年生ぐらいになるとスムーズに装着できるようになります。

角膜に傷、感染症などの合併症が悪化しないかぎり、子供から大人まで装用可能です。
まずは、トライアルにお越しください。ホームページから予約をお願いいたします。

オルソケラトロジー費用と流れ

  • 通常
  • 両眼145000円 片眼78000円(税込み)
    (初回トライアルケア用品代5000円含む)
  • -5.25以上の強度近視または乱視のかたは特殊レンズとなるため
    両眼165000  片目88000円 となります。
  • 検査費用
  • 3300円(税込み)
  • まずは適応があるか検査をさせていただきます。(ここは保険適応です)
    もし適応があった場合、実際に当院にあるトライアルレンズを試してみます。
  • 家でもつづけられそうであると医師が判断した場合にのみ、トライアル費用として、
    両眼55000円 片眼28000円 いただき、ご自身の新しいトライアルレンズを発注します。
  • ご自身のトライアルレンズが届いたら、ご連絡いたしますので、当院までトライアルレンズをとりにきてください。
    概ね2,3日でとどきますが、特注レンズの場合は1週間以上かかることがございます。
    トライアルレンズを破損したり、紛失した場合、トライアル料金を返金できないうえ、再トライアル希望の場合は再度金額がかかってしますので大切に扱ってください。
    (家で1週間ためしてください)
  • 再診時、視力、角膜の状態などのチェックをします。
    (保険適応外、自費となり3300円かかります)
    • このレンズで問題ないと医師が判断した場合、トライアル終了。レンズ購入となします。
      追加のレンズ代金は、両眼9万円 片眼5万円です。
      別途検査費用3300円かかります。
      (-5.25以上の強度近視または乱視のかたは特殊レンズとなるため 追加レンズ代が両眼11万 片眼6万円です)
    • なんらかの問題があった場合、レンズを変えて再トライアルとなります。
      また1週間後にお越しください。検査代3300円かかりますが、追加のレンズ代はかかりません。
    • なんらかの問題があり、オルソケラトロジーをやめる場合。
      トライアル費用は全額返金いたしますが、検査代3300円はかかります。
    • 初回トライアルから2か月以上受診がない場合返金はできません。
      再トライ料金希望の場合は、再度両眼55000円、片眼28000円かかるのでご注意ください。
  • レンズが決定したら1か月後2か月後3か月後と受診間隔が伸びていきます。
    検査代金は3300円です。
  • 大体2年たつとレンズが劣化してくることがございます。医師の指示を守って定期受診をしっかり受診している方のみ、片眼44,000円で購入可能です。定期受診していない方は、片眼78000円となるのでご了承ください。
    • 当院で乱視のレンズの取り扱いはございますが、乱視のレンズのトライアルはできかねます。乱視適応のかたは、トライアルなしの購入になることがございますのでご了承ください。

ケア用品代金

・ケアマイルドプラス 120ml 1本 1,300円(税込)
・ケアマイルドプラス 360ml 1本 2,500円(税込)
・ヒアルロン酸Na点眼液0.1% 1本 250円(税込)
・ヒアルロン酸Na点眼液0.3% 1本 300円(税込)
・ジェルクリン 1本 1,000円(税込)
・コレクトクリーン 1箱 1,320円(税込)
・コレクトケース 1個 660円(税込)(3ヵ月に1回交換)
・クリアデューO2 1箱 850円(税込)
・ラクリミン点眼 1本 160円(税込)

お願い

  • オルソケラトロジーのガイドラインでは、未成年への処方は慎重処方、近視度数は,−4.00 D までを原則とする.
    また 乱視度数は−1.50 D 以下とするとなっております。
    お子様の場合、視力が下がり始めて、裸眼で生活できるうちに開始することをお勧めします。近視が進行してしまいますと、矯正がむずかしく、角膜に傷がつきやすくなり、オルソケラトロジーを断念しなければならないことも多くございます。残念ですが、日本では、なかなか学童の近視抑制が普及しておりません。まだ裸眼で過ごせるから必要ないのではと思う親御さんが多く、大分近視が進行してからご来院いただくことが多くございます。
    少しでもお子様の視力低下が気になり始めたときにご来院いただくことをお勧めしますが、当院では強度近視用のレンズも揃えていますので、近視が進行している方もトライアル可能となっております。ただ、強度近視のかたはガイドラインから外れること、角膜に感染症をおこすリスクが高くなることをご承知ください。
  • 日ごろからコンタクトをしている方は、角膜(黒目)が矯正された状態であるため、ソフトコンタクトの方は1週間、ハードコンタクトの方は2週間裸眼でお過ごし、本来のご自身の角膜の状態になってから受診いただくことをおすすめします。
  • オルソケラトロジー治療は医療費控除の対象となりますので、10万を越したレンズ代金費用は補助が得られます。
    くわしくは、国税庁のHPをご覧ください。
    https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/05/66.htm